『上下水道施設のクラウド型施設管理システム』の開発と運用を開始

～茨城県守谷市の上下水道施設で運用開始～

株式会社ウォーターエージェンシーは、株式会社中央設計技術研究所と上下水道施設アセットマネジメント（ストックマネジメント）支援システムの共同研究を実施し、クラウド型施設管理システム（以下「本システム」）を開発しました。また、令和５年４月１日より、守谷市の上下水道施設にて、本システムの運用を開始しましたので、お知らせいたします。

守谷市上下水道施設への本システム導入・運用は、令和４年１２月２６日に契約を締結した『守谷市上下水道施設管理等包括業務委託』の事業者提案の１つである「DX 基盤整備」として実施するものです。また、本システムを活用して守谷市上下水道事業のDXを推進し、施設の運営管理および事業経営の高度化・効率化を図ります。

・クラウド型施設管理システムの概要

■ 本システムの特長

本システムは、上下水道事業における施設・設備台帳や点検・修繕情報などを含めた施設管理、維持管理データ等の効果的な管理・活用及び、施設・設備の効率的な運用とリスク管理（リスク評価、点検・調査など）が行えることに加え、上下水道施設のアセットマネジメント（ストックマネジメント）や事業運営を支援する様々な機能を実装しています。
また、本システムは、コンサルタント企業と上下水道施設の運営管理企業（以下、運営管理企業）が共同開発したことから、コンサルタントのノウハウに加えて、運営管理企業のノウハウを取り入れた現場目線での作業の効率化・省力化が図れるシステムとなっています。

■ 本システムの構成

本システムは、「A：施設管理システム（ブラウザアプリ）」、「B：設備点検システム（Android ネイティブアプリ）」、「C：データ分析システム（windows ネイティブアプリ）」、「D：施設データベースシステム（クラウドサーバー）」の４つのシステムがインターネットを介して構成されています。

■ 本システムの主な機能

①施設管理機能　②日常管理機能　③工事管理機能　④予算管理機能　 ⑤アセットマネジメント/ストックマネジメント支援機能　⑥点検・調査機能　⑦集計・分析機能